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TEL.0765-72-5555

          〒939-0626 富山県入善町入膳3345-2


子供のワクチン接種に関して

子供のワクチン接種に関して相談を受け付けています

 入善町では平成25年4月からBCGが個別接種となったため、サンウェルでの集団予防接種は無くなり、全ての予防接種が各医療機関での個別接種となっています。ま平成26年10月より水痘(みずぼうそう)ワクチンが定期接種(公費負担)となりました。また季節性インフルエンザワクチンに対しても、満1歳から小学校6年生までのお子さんに費用の一部助成が行われます。
 当院では引き続き、ワクチンによって子供を感染症から守りたいと願う皆さんのお役に立ちたいと考えておりますので、今後もお子さんそれぞれに柔軟に対応していきたいと思います。


  ※入善町では、一部の予防接種費用を助成する制度があります。
   ご覧になりたい項目をクリックしてください
   ○予防接種3ワクチンの接種費用助成について
   ○予防接種を受けられる方へ 【子宮頸がん予防ワクチン】
   ○予防接種を受けられる方へ 【ヒブワクチン】
   ○予防接種を受けられる方へ 【小児用肺炎球菌ワクチン】
              〜参考:入善町からのご案内〜



 さて、保護者のみなさんとお話させていただく中で、皆さんが一番悩んでおられるのが、ワクチンの接種スケジュールです。
 特にロタワクチンや四種混合ワクチンの登場で、お子さんたちのワクチンスケジュールも大きな変化がありました。
 そこで、特に大変な生後6週間から1才すぎまでの約11ヶ月間に接種する主なワクチンについて、簡単にまとめてみました。


ワクチンの種類 分類 接種時期 回数
ヒブワクチン
(アクトヒブ)
不活化ワクチン
定期接種(任意)
生後2ヶ月から可 4週間隔で3回
約1年後追加1回

小児用肺炎球菌ワクチン
(プレベナー)
不活化ワクチン
定期接種(任意)
生後2ヶ月から可 4週間隔で3回
約1年後追加1回
BCG ワクチン
定期接種
生後5ヶ月から8ヶ月まで 1回
四種混合ワクチン
(DPTP)
不活化ワクチン
定期接種
生後3ヶ月から可 4週間隔で3回
約1年後追加1回
ロタワクチン
(ロタリックス)
経口ワクチン
任意接種
生後6週間から可 4週間隔で2回
麻疹・風疹ワクチン
(MRワクチン)
ワクチン
定期接種
1歳以上2歳未満の
  出来るだけ早期に
1歳、6歳、13歳、
18歳 の4回
水痘ワクチン
(水ぼうそうワクチン)
ワクチン
定期接種
1歳以上2歳未満の
  出来るだけ早期に
3ヶ月以上あけて
2歳未満に追加接種
流行性耳下腺炎ワクチン
(お多福かぜワクチン)
ワクチン
定期接種
1歳以上2歳未満の
  出来るだけ早期に
5歳以上7歳未満で
追加接種
※定期接種:定められた期間内であれば公費で受けられる予防接種。任意のものがあります。
※任意接種:希望する方のみで、費用の負担が必要な予防接種。
※個別接種:各医療機関での個別接種。予約が必要です。


 四種混合ワクチンは従来の三種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを組み込んだもので、これの登場によって三種混合ワクチンと単体の不活化ポリオワクチンは、追加接種の場合を除いて、今後は使用されなくなります。
 ロタワクチンは、現在当院では接種を行なっておりません。
 その理由は複数あるのですが、一つは、生後6週からという接種計画を実行する為には、出産直後からの準備が望ましいのですが、これがなかなか難しいということです。また生ワクチンであることから他のワクチン接種スケジュールに少なからず影響を与えることも無視できません。
 さらに複数の種類があり選択に際して混乱が生じる可能性があります。
 お子さんにとっての脅威という視点から考えた時、細菌性髄膜炎は、より優先して対策が行なわれるべきであると考えております。
 ただ、他院でロタワクチンを接種された場合でも、他のワクチン接種に関してのご相談はお気軽にどうぞ。

 ロタワクチンを接種しない場合の1歳までのワクチンスケジュールの1例を考えてみました。
 当院では、なるべく同時接種をお勧めしておりますが、御希望の多い、同時接種を行なわない場合(ただしMRと水痘とおたふくは同時接種)では、以下のようになります。


週齢 ワクチン
8週 ヒブ1回目
9週 プレベナー1回目
12週 四種混合1回目
13週 ヒブ2回目
14週 プレベナー2回目
16週 四種混合2回目
17週 ヒブ3回目
18週 プレベナー3回目
20週 四種混合3回目 
21週 BCG
12ヶ月 MRワクチン1回目
同時接種します 水痘ワクチン1回目 
同時接種します おたふくかぜ1回目
13ヶ月 ヒブ4回目 
上記1週間後 プレベナー4回目
上記1週間後 四種混合4回目

 ヒブとプレベナーと四種混合を同時接種すれば、予定にかなり余裕ができるのですが、同時接種することに不安を感じている保護者の方も多く、3つ全てを別々に接種するとなると、これだけで9回になり、インフルエンザやウイルス性胃腸炎の流行期に重なった場合、頻回に医療機関に行くこと自体が感染リスクとなる問題があります。
 また急な発熱など、体調不良で予定通りに接種できないこともあるでしょう。そして1才を過ぎると麻疹・風疹ワクチン(定期接種)、みずぼうそう(水痘)ワクチン(任意)、おたふくかぜワクチン(任意)の接種が可能となり、3才からは日本脳炎ワクチン(定期接種、任意)の接種が再開されていますから、全てのワクチンを、推奨されるタイミングで接種していくのは、かなり大変です。
 当院では、可能な限り同時接種をお勧めしています。
 妊娠経過が順調ならば分娩直前に、3才ぐらいまでのワクチンのスケジュールを大まかに決めてしまうと楽ですが、初めてのお子さんの場合、そこまで手がまわらない事もあるでしょうし、里帰り分娩では予防接種について相談できる人が近くにいなかったりして、タイミングが遅れることも。 各ワクチンの接種間隔なども考えて、できるだけ不安のない接種スケジュールを、個別に考えて行きましょう。

坂本記念病院院長  坂本 徹
2014.9

Sakamoto Memorial Hospital医療法人仁敬会 坂本記念病院

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